スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

英国の春 ~動画編~

 英国でも日本同様、5月5日(月)はメーデーで祝日なので、今週末はなんと3連休!だ。
たかが3連休でなにを浮かれているのだと鼻で笑ってはいけない。ヨーロッパ一少ない祝日を誇る英国では、私が覚えている限りイースター(3月~4月、年毎に変わるので要注意)の4連休が一番長く、3連休だってそうそうあるわけではないので、ありがたく楽しまなければならないのだ。

 と言いつつも、特に予定を詰めるでもなくお気楽に過ごしているこの連休、ファイル整理をしていたら、4月に撮った写真や動画を見つけたので、今回お初の動画アップロードにトライ。デジカメで撮ったへなちょこビデオなので、一応ご勘弁を…。

 こちらは4月上旬に、近所に放牧されていた子羊たち。ちょこまかと跳ね回る様がとてもかわいらしい。撮っている人間の声が入ってしまっているのは、どうぞ無視して頂いて…。


 家人がいたいけな子羊に魔の手を伸ばそうとしたが、母羊は案外落ち着いたもの。
Lamb chop! あ、そっちに行くと魔の手が…!

 英国は天気は変わりやすいことでも有名。一日の天気に四季を見ることができるなどと言われるのも、以前は誇張だと思っていたけれど、暮らし始めると本当なのが分かる。3月から4月にかけては、一日のうちに(晴れ→雪)×3回、合間に雨と霰も入って、天気予報では一体どういう定義をするのか不思議なくらいころころと変わる天気の日があった。こちらのビデオは穏やかな春の日に、いきなり小石ほどもある霰(あられ)が激しく降った様子。


我が家はわらぶき屋根なので雨や霰が降ってもまったくと言っていいほど雨音は聞こえないが、これが普通の家だったら、さぞかしすごい音がしたに違いない。


 家の裏の森ではブルーベル(Bluebell)が今を盛りと咲いていて、実に美しい。近々写真をアップする予定、だけれども予定は未定なので(笑)、気長にお待ちのほどを…。
FC2 Management

数字で見る英国の平均家庭

 今回の話題は引き出しから引っ張り出した古いニュースについてだが、ここしばらくネタに関して記事を書く時間がなかったということで、ご容赦を。

 英国の生活って、具体的にどんな感じ?と思っている方は多いと思うが、統計データから英国民の暮らしぶりを見てみると多少感じがつかめるかもしれない、ということで、今回は昨年11月にBBCサイトに掲載された記事('The UK family: In statistics')についてである。

 まずは、英国における平均的な家庭像から。

average_family

 平均的な家族編成は、夫婦に子供二人。住宅ローン(morgage)を背負っている家庭が全体の8割ほど。貸家よりも持家志向が強いということか。両親が揃っている家庭ばかりではないので、上記のデータからははっきり言えないが、共働き世帯の割合も半数程度になるのだろう。付け加えて言うと、ここには数字が示されていないため詳細は不明だが、シングルマザーの割合は日本よりずっと高いだろうと思う。

 平均世帯年収は3万3千ポンド弱。ここ数年のポンド・円間の換算レートが190~240円位のレンジで動いているので、大雑把に換算レートを1ポンド=200円として日本円に換算すると、660万円程というところか。平均でこの収入だとすると、結構もらっているんじゃない、と思われるむきもあるかもしれないが、1ポンドはざっくり言うと日本で100円程度の実質価値しかないため、実際の物価を考慮すると実質的な収入の価値はもっと低い。またデフレを脱却した日本から英国に旅行や仕事で来る人々が「英国の物価は高い!」と感じるのは、ただ単にポンド高だけが理由ではないのだ。
 
 日本のように公共交通機関が整っていないため、車通勤者が多い。その結果だろう、4割の世帯で2台を所有。携帯やパソコンの所有率もまあまあ高い。半数の世帯で何からのペットを飼っている。
 ここら辺は我が家にも多少当てはまる。共働きで車が2台、ただしフォードではないが。犬も飼っているし。ただ我が家の場合には、なぜかパソコンが4台あるけれど…。

 1週間あたりの平均的なお金の使い道をみたのがこちら。

average_spending

 4人構成の家族1週間あたりの平均支出は約600ポンド。日本円に換算すると12万円。個人的には、交通機関(Transportation)にずいぶんお金がかかっているようなのが気になるが、これは列車通勤者が平均値を押し上げているのだろうか。ちなみに、英国の列車はサービスが悪いのに途方もなく値段が高くて悪名が高い。私も列車通勤をしたことがあるが、毎月420ポンド≒8万5千円ほどかかった。しかも、英国では日本と違って通勤費など会社から出ないので、全て個人負担である(えぇっ)。

 最後に、英国では結婚したカップルの愛はどれだけ持続するのか、地域別の統計である。

Marital_status

 …というのは冗談としても、なかなか面白い地域像がこのデータから浮かび上がってくる。
 大都市圏では独身者の比率が高い。特にロンドン周辺(図右下)では広範にわたって「S」が分布している。日本でも、東京周辺では地方と比較して独身者の比率はぐんと高くなるはずだ。
 全体的にみて、離婚者「D」や再婚者「R」が多数分布しているのは、英国における離婚率の高さを反映していると言っていいだろう。これは人に聞いた話だが、現在英国での離婚率は50%をゆうに超えるとか。ひとごとながら悲しい話である。
 イングランド北部(一般的に、イングランド中部以南と比較して貧しい地域と言われる)では離婚者が再婚せずに暮らしているのが多数に対して、イングランド南部、特に南西部では再婚はとてもポピュラーらしい。これは地域文化のせいなのか、あるいはなんらかの経済的条件が関連しているのか良く分からないが、これだけはっきりと違いが出るのも面白い。
 ちなみにこの統計に限っては、1999年に作成されたデータをもとにしているそうだ。

 また2006年に両親と同居している20~24歳の独身男女の割合を調べた結果、男性では6割、女性では4割という結果がでたそうだ。日本では女性のほうが高い比率で両親と同居していると思われるのが、英国では男女が逆転しているのが面白い。英国女性は独立心が旺盛なのかも?

 外からはなかなか実感するのが難しい英国での平均的な暮らしぶり、これらの数字からぼんやりと見えてくるのではないだろうか。

久々に…

 2月頃から少しずつ日が長くなるのを実感するようになったが、4月も中旬を過ぎた今は英国の長い灰色の冬などどこへやら、天気のいい日にはもうすっかり初夏の陽気だ。日が長くなっていくことに加えて、3月の下旬に夏時間に切り替わった(時計の針が一時間だけ前に巻き戻る)ので、夕方から夜にかけてもまだ午後のように明るい。これからは夕方以降の大人の時間(笑)が楽しみになる季節だ。

 そこで最近久々に復活したのが、庭にあるガーデニングテーブルセット。昨年、気持ちの良い秋の宵を楽しもうと購入したものの、すぐに寒くなってしまって使う機会に恵まれなかった。 
 晴れの日には、ワイヤレスの電波が家の中から届くのをいいことに、ガーデニングテーブルで仕事をしてみたり(笑)。ひとえに在宅勤務が許されるゆえなのだが、青空のもと、馬や鳥や森を眺めながらの仕事は、はかどる…ようで実はそんなにはかどらない(苦笑)。どうしても目がスクリーンから離れがちになるからだろう。

 でもあんまりいい天気だと、どうしても室内にいられなくなって、ノートブックを持って庭に出てしまう。これから夏に向けて、日中仕事だけしているのにはますますもったいないような気候になるから、困りもの。英国の夏は梅雨もなく(雨はそれなりに降るけれども)、日本のような炎天下になることもなく、とても過ごしやすく、気持ちがよいのだ。
My office

上の写真は夕方4時半。もう少しするとマグカップがアルコール用のグラスに切り替わる(笑)。


 仕事に追われていたため、11月から4ヶ月越しの更新になってしまって、度々お越し頂いていた方々には申し訳ないです。また今後もぼちぼちとマイペースながらも更新を続けていく予定なので、どうぞよろしく。

英単語学習で飢餓救済にお気軽貢献

 知人から教わったサイトがなかなか面白く、またよく出来ているので、ご紹介。またしても英国とはまったく関係ないお話だが、あしからず。

 フリー・ライス(Free Rice)というこのサイト、英単語クイズに答えて正解するたびに、世界中で飢餓にあえいでいる人々に国連世界食糧計画(WFP)(日本語サイトはこちら)を通じてお米を10粒ずつ贈ることができるというものだ。
FreeRice.com

 英単語クイズ画面はこういうもの↓。正解するとお皿の米が増えていくので、自分がどれだけ貢献したのかよく分かる。この寄付のお金はどこから出るのかというと、クイズ画面の下に広告を出しているスポンサー企業から。だからクイズ回答者には負担は一切なく、ひたすらクイズに答えていけばいいだけだ。

example 640粒ほど貢献しました

クイズ自体は、お題の単語に対する同意語を4択から選ぶというシンプルなものだが、比較的日本人にはなじみの薄い単語も多いので、どちらかというと中級~上級者向けといったところか。難易度は50段階に分かれているが、サイトによると「レベル48以上に到達する人は稀」だそう。

 このサイトがよく出来ていると思った理由は3つある。

 一つは、サイト訪問者が世界飢餓という深刻な問題に貢献しながらも、そのことを意識せずに英単語クイズを楽しむことができること。
 寄付やボランティアは、必ずしも眉間にしわを寄せてやらなければならないものではないと思う。特にボランティア活動等は、苦しいもの・大変なものというイメージが付きまとうことが多いがそれでは長続きしないし、参加者を増やすのも難しいだろう。こういうサイトをツールとして、楽しく面白いものにするのは、大切なポイントだ。

 二つ目は、回答が正しかった時のみ寄付がなされること。
 ある回数連続して正解だと次のレベルに進めるが、難しくなるにつれ当然回答者が間違える回数も増える。間違えれば間違える程、スポンサーの広告が表示される回数も増える。だからスポンサーにしてみれば、例えば、100回広告を表示させたうち正解だった40回分のみ寄付を払えばいい訳だ。さらに1ページに複数企業の広告が載っているので、負担金としては
  {[米粒10粒に相当する金額]÷[1ページに表示されている企業数]}×[回答者の正解確立(%)]
ということになる。結果的に、回答が出た場合の各社負担金は微々たるものになる筈だ。これならスポンサーも集めやすいだろう(って、余計な詮索?!)。

 三つ目は、「みんなが得をする」ということ。これ、大事。
 最終的に寄付を受ける飢餓被災者はもちろんこのサイトの利益を受けるし、このサイトを訪れる人は、英単語クイズを楽しみながら語彙を増やすことができる。ここまでは分かりやすいし、’このサイトについて(About)’のページにも書いてある。
 あと密かに得をしているのが、広告を出しているスポンサー企業だ。ここに参加することによって、「世界飢餓救済に貢献している企業」という、プラスのイメージを創出できる。相当うがった見方かもしれないが、そうやって見てみると、広告を出しているのは、企業イメージ向上のためのマーケティングまで手を回すことができそうな大企業ばかりである(別にそれが悪いことだと言っている訳ではない)。
 こういう、みんながウィン・ウィンになれるきれいな仕組みを作るというのは、なかなか出来そうで出来ないことのような気がする。

 とまあ、考えたことをつらつらと書いてみたが、皆さんもこのサイトを通じて飢餓救済に貢献してみてはいかがだろう。
 さらに、実際に寄付されたお米がどのように使われているのかについて興味のある方は、こちらのWFPの説明をどうぞ。

季節の移ろいは早くて…

 季節はゆっくり流れているようで、実は日々着実に移ろっていく。

10月下旬から11月上旬にかけて、どんどん紅葉が進んでいった。毎日見ているとあまり気がつかないのだが、写真を整理していて、同じ風景でも一週間も経たないうちに趣が変わってしまったのに気がついた。

 下は犬の散歩コースの途中の風景。11月上旬に5日程前後して同じ地点で取ったもの。枝先から幹に向かって紅葉が進んでいるのがよく分かる。
30_Oct 4_Nov

 どの年の紅葉も、その年一度限り。その年、その年、じっくりと楽しみたいもの。でも今年は今までより細やかな季節の移ろいに気がつくことができるのも、犬の散歩のお陰。犬に感謝(笑)、かな。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。