日記

ブログ考 2016

 実はこのブログの他にも複数のブログを持っている。

 このブログ一つもまともに更新できてないのに、そんなに作ってどうする、と言われると全くその通りなのだが(汗、複数のブログを持つにはそれなりの理由がある。

 まず、ブログというメディアは便利なもので、文章、写真やウェブサイトリンクと、様々な部品を自由に組み合わせて書きたいことを表現できるのが、私にはとても使い勝手が良い。今は様々なSNSが出ているが、Twitterでは文章が短すぎるし、Instagramはユーザーにかなり偏りがあると感じる。Facebookは基本的に知人友人向けのメディアとして開発されたのがそもそもだから、不特定多数に発信するツールとしては(そいう使い方もできなくもないが)使えない。他にも色々あるが、ここではおいておく。反面、特に私のブログは全て不特定多数向けにオープンになっているので、友人知人だけでなく、時々こんな検索でひっかかるのかと驚くようなキーワードがきっかけで私のブログを訪れている一見さんもたまにいらっしゃり、それはそれで嬉しかったりする。

 だから私にとってブログというメディアは、友人知人でない不特定多数の「お客さん」にも見てもらっているものだという意識を与えてくれ、またそういう意識ができるから、あまりいい加減なものは出せないし出したくないという考えにもつながる。これがいい意味で背筋を伸ばしてくれる。数あるへなちょこブログの一つだから、実際の読者数はここでは関係ないのだ(笑。
 既存のSNSではこういう使い方と効用は、今一つ期待できない。

 それにしても、複数のブログの使い道である。いくつあるかはここでは敢えて言わないが(笑。

 ここで一旦考えてみてほしい。
 仮に、ある人の週末の趣味がドライブとゴルフとランニングで、夜はオンライン・ゲーム。スキューバダイビング免許も持ってるし、エスプレッソ・コーヒーにはちょっとうるさい。酒も好きであちこちのバーを探検し、夜はジャズを聞きながらシングルモルト・ウィスキーをロックで楽しむが、実はアングラ・アイドルもチェックしているし、ライブの後に行くケーキやパフェの美味しい店もリストアップしている。茶道と書道もたしなみ、オペラも観るが、落語と歌舞伎観劇も欠かせない。たまに自分で釣った魚を家庭菜園の野菜と一緒に料理して、友人にふるまいながら最近の海洋考古学的発見について議論する。
 まぁ、こんな人が実際にいるかどうかは別として。

 当然ながら私のことではない(爆。でももしこんな人がいたら、全ての趣味・関心に対応できる友達を探すより、各アイテム毎に興味関心を共有できる人々を探すだろう。また上記の例ほど大げさでなくても、実は普通の人も結構沢山の趣味や関心事を持っているもの。仕事や子育て(最近は介護も)関連のトピックは、一般的に趣味とは呼ばれないけれども、関心や知識を共有できる人となると、範囲が限られてくるはずである。

 私のブログもそれと同じで、各ブログ毎にテーマを決めてあり、そのテーマに興味のある(仮想)読者を対象に、基本的にそのテーマに沿ったこと以外は書かないことにしている。海外のゲーマー仲間に向かって歌舞伎の話を持ち掛けないのと似たようなものだ(笑。

 一旦そういう風に決めたら、気が楽になった。一つのブログに自分の全てを詰め込む必要がないからだろう。正直、色々と関心のあるトピックをどうやってこのブログに書いていこうかと、初期は少し悩んだ時期もあったのだが、単純に分ければいいんだと気が付いた次第である。これは、言うなれば自分の中の異なるペルソナをそれぞれのブログに向かって開放するようなものだ。

 実際にテーマを決めて複数のブログを作ること自体にもメリットがあった。各テーマを決めるためには、それまで漠然と興味のあるエリアを具体的に切り出す作業が最初に必要となる。だから自分の興味のある分野がよりはっきりしてくる。そして具体的にブログというアウトプットを出すことで、それぞれの分野の知識や技術を磨こうという意識もより明確になる。各分野ごとに狭く深く書くことで、書く際にも意識的に集中しやすい。

 本ブログは…、「徒然」とタイトルにる通り、今回のような英国にも関係ないことを色々と書かせてもらっている(笑。そのうち英国に関するネタも、また色々と、沢山、お話ししたいと思っている、次第だ。はい。

 それにしても、最近日本語で文章を書く際に、無意識に英語で作った文章を日本語で翻訳している自分がいる。昔は、「こういう日本語の言い回しって、英語で無いんだよねー」と思っていたのが、最近、「こういう英語の言い回しって、日本語でどう言ったらいいんだっけ?」と思っている自分がいる。そろそろ英語のブログを作る時期になったのか…?
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時も移り…

 丸々6年間もご無沙汰してしまった。友達だったらきっと縁を切られている。

 最後にこのブログに記事を入れたのが2008年の5月。今は2014年の4月も終わりだ。常々書きたいネタは見つけていて、このブログのことも常に念頭にあったのだが、実際には全くの放置プレーだった。実際に自分で過去記事を読み返したのも5年ぶり位だろうか。自分で書いておきながら忘れていた記事もあって、自分で書いたくせに「へぇー、ほーぉ」とそれなりに面白く読み返した。色々と面白いことを記録に残しておいてくれてありがとう、自分。

 時は移って。

 2008年頃は英国はイングランド南西部のウィルトシャー州(Wiltshire)で築400年超えの古いコテージでの生活を楽しんだが、その後何を思ったか、一気に北上して今はイングランド北西部、カンブリア州(Cumbria)に引っ越しし、今はイギリス湖水地方と呼ばれる、風光明媚で知られる地域に暮らしている。日本人にはピーター・ラビットの故郷と言った方が通りがいいかもしれない。引っ越した距離の感覚は、関東は神奈川あたりから東北は仙台かその以北に引っ越したような感じと言えば、なんとなくわかってもらえるだろうか。移動距離的にはあまり正確なたとえではないが。

 田舎暮らしにも一層拍車がかかった(笑。東京から直接こちらに引っ越していたら、もしかしたら適応するのが難しかったかもしれないが、幸いなことに英国に移住してからというもの、ロンドンを始点として引っ越しの度に都会からどんどん離れていったため、十分田舎暮らしへの順応期間を積む機会があったおかげで、現在は田舎暮らしを楽しみながら満喫するに至っている。
 
 犬も一頭から二頭になった。二頭とも黒のラブラドールである。二頭目として家族に加わったアビーは実はもらいっ子だ。
 元の持ち主は男の子二人のいる四人家族だったが、母親の妊娠を機に、犬の面倒まで手が回らなくなるという理由で、獣医経由で新しいオーナーを探していたのだ。我々がお世話になっていた獣医がたまたま同じ獣医で、この獣医から「…こういう犬がいるんだけど、もう一頭飼わない?」という話を持ちかけられたのがきっかけだ。だから我々は犬の飼い主として獣医からお墨付きをもらったのだと思っているのだが、それは置いておくとして、アビーは純粋に元の飼い主の都合で手放された犬で、犬自体にはまったく問題がないのだから、それならば、と引き取ることにしたのだった。
 引き取った時点でアビーは既に一歳半。だから我々は子犬だった頃の彼女(メスだから)を知らない。それはもう可愛い子犬だったろうと思う。でもとにかく気質の良いお嬢さん犬で、最初に目があった瞬間から家族になってしまったという犬である。

 この6年間、仕事面でも実に様々なことがあった。その時その時では上手く進んだこと、それから思ったように行かなかったことなど色々あったが、今から振り返ると全ての要因がまわり回って上手くつながり、「今」を後追してくれている。我ながらつくづくラッキーだと思う。
 思い起こせば社会に出てからというもの、いやもっと言えば中学高校の頃からの選択が、小さなものから大きな選択まで全て上手くつながって今に至っている。特に、同年から先輩、会社の上司などなど全て含めて、周囲にとてもいい人々がいる恵まれた環境にいた影響が大変大きいと思う。本当に感謝である。

 何の話だったか。端的に言えば、この6年間に色々あったという話である。

 6年経ってから古いブログを再開するよりは新しいブログを作ったほうがいいのかもしれないが、敢えてこのプラットフォームで続けていってみようと思う。

 相変わらず不定期更新になるかと思うが、まず、次の記事が6年後にならないようにしたい(爆。

英国の春 ~動画編~

 英国でも日本同様、5月5日(月)はメーデーで祝日なので、今週末はなんと3連休!だ。
たかが3連休でなにを浮かれているのだと鼻で笑ってはいけない。ヨーロッパ一少ない祝日を誇る英国では、私が覚えている限りイースター(3月~4月、年毎に変わるので要注意)の4連休が一番長く、3連休だってそうそうあるわけではないので、ありがたく楽しまなければならないのだ。

 と言いつつも、特に予定を詰めるでもなくお気楽に過ごしているこの連休、ファイル整理をしていたら、4月に撮った写真や動画を見つけたので、今回お初の動画アップロードにトライ。デジカメで撮ったへなちょこビデオなので、一応ご勘弁を…。

 こちらは4月上旬に、近所に放牧されていた子羊たち。ちょこまかと跳ね回る様がとてもかわいらしい。撮っている人間の声が入ってしまっているのは、どうぞ無視して頂いて…。


 家人がいたいけな子羊に魔の手を伸ばそうとしたが、母羊は案外落ち着いたもの。
Lamb chop! あ、そっちに行くと魔の手が…!

 英国は天気は変わりやすいことでも有名。一日の天気に四季を見ることができるなどと言われるのも、以前は誇張だと思っていたけれど、暮らし始めると本当なのが分かる。3月から4月にかけては、一日のうちに(晴れ→雪)×3回、合間に雨と霰も入って、天気予報では一体どういう定義をするのか不思議なくらいころころと変わる天気の日があった。こちらのビデオは穏やかな春の日に、いきなり小石ほどもある霰(あられ)が激しく降った様子。


我が家はわらぶき屋根なので雨や霰が降ってもまったくと言っていいほど雨音は聞こえないが、これが普通の家だったら、さぞかしすごい音がしたに違いない。


 家の裏の森ではブルーベル(Bluebell)が今を盛りと咲いていて、実に美しい。近々写真をアップする予定、だけれども予定は未定なので(笑)、気長にお待ちのほどを…。

冬の日差し

 10月も半ばを過ぎて、めっきり寒くなった。朝通勤前には、車のフロントガラスの霜をかかなくてはならないこともあるほどだ。日も毎日短くなっており、冬がすぐそこなのを感じる。晴れていても日差しにぬくもりをあまり感じなくなったと思うのは、気のせいではないだろう。

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 落ち葉がのったガーデンセットというのは、季節の移り変わりと共に、なんだかうら寂しさも感じさせる。

犬が来た!

 我が家に犬が来た。と言っても、一緒に暮らし始めてもう3ヶ月になる。

 私は小さい頃から犬が好きで、犬を飼いたいと親によくせがんでいたが、転勤族で社宅を動いていた我が家ではかなわぬ夢だった。その夢がウン十年ぶりにかなったことになる。

 犬を飼うにあたって陰で糸を引いていたのが、夫である。確かに数ヶ月前に、犬が欲しいねぇ、という話を二人でしたのは覚えているが、私の知らぬ間に大家の了解を取り付け、犬種を調べ、ブリーダー情報までインターネットで調べ上げていたのだ。

 そもそも借家暮らしは自由が利かない。今は一軒家に住んでいるとは言え、通常の例に漏れずペットは禁止である。にも関わらず大家の了解を得ることができたのには、大家との良好な関係が果たしたところが大きい。大家兼ご近所でもある彼らとは、とても気持ちのいいお付き合いをさせてもらっている。犬を飼う話についても、信頼してもらったのだと思っている。家を借りるに際してのトラブルの多くは大家との関係らしいことを聞くたびに、我々はとても運が良かったと、心から思う。
 
 あ、大家の話ではなかった。犬である。

 夫の計画によると子犬の登場は「サプライズ!」になるはずだったのだが、こんなに大きな計画を自分一人で秘めておくことができなかった彼は、ブリーダーに行く前に私に全部しゃべってしまった(笑)。
 サプライズも嬉しかったかもしれないが、話してくれてよかった。二人一緒にブリーダーで子犬に初対面できたからだ。

 黒いラブラドール・レトリーバーのメス、6月末日対面時には、生まれて2ヶ月ちょっと。
Kaylee_Jun07 ブリーダーからの帰途、車内にて

 名前を全く考えていなかったので、ブリーダーから受け取った後、帰りの車内であーでもないこーでもないと考えてつけた名前が、Kaylee(ケイリー)。

 当然ながら、犬を飼い始めてから生活パターンが変わった。

 二人揃って夜遅くまで残業することがなくなった。犬が待っているのだから、否応なしに帰宅しなくてはならない。これは犬を飼うことを考えた理由の一つ。見方を変えれば、不可抗力でもって強制されなければ仕事を続けてしまうような、悲しい性の持ち主達とも言えるかもしれないが。
 朝も早くなった。犬が庭に出たがってクンクンと鳴くから、週末だって、アラームがいらない(笑)。私は比較的朝が弱いかったのだが、ケイリーが来てからというもの、「クン」という音だけで目が覚めるようになったから、人間も変わるもの。自分のことながら褒めたくなった位だ。

 それより何より、いつ会っても尻尾を振って嬉しそうに迎えてくれるのが、犬を飼い始めて一番嬉しい。疲れて帰ってきた時、ストレスがたまっている時、犬の相手をするだけで心が和む。いや、実は犬が我々の相手をしてくれているのかも。
 心なしか、犬を飼い始めてから夫婦で喧嘩をする回数が減ったように思う。雅子皇太子妃が犬を飼い始めた時に、「夫婦喧嘩の種を犬が拾って食べてくれます」とおっしゃったと聞いたが、分かるような気がする。

Kaylee_Sep07 生後5ヶ月。大人顔になってきた

 それにしても、黒い犬の写真を撮るのは、難しい。。
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