フランス

パリへ

 先週末にパリに遊びに行ってきた。パリはちょうど1年程前に訪れたのが最初で、今回は2度目となる。

 ユーロスターを使って行ったが、フランス側に入った後で、前方を走行していた通常列車が故障を起こしたため、前に進めず、予定時間より3時間以上遅れての到着となった。前回のベルギー旅行の際といい、今のところ英仏海峡トンネルを通って時間通りに着いたためしがない。相性でも悪いのだろうか。。ただ、この遅延のお詫びとして、今回のチケットを提示すれば次回の片道チケットがフリーになる、というアナウンスが流れた。それに対しての乗客からの閑散とした拍手は、それよりとにかく早く目的地に到着してくれ、という人々の気持ちを表していたようで、ちょっと苦笑。

 めぼしい観光名所は初回のパリ訪問で回ってしまっているので、今回は観光バスに乗ったりセーヌ川の観光クルーズに参加したりして、まったりと過ごす。ただエッフェル塔は今回初めて登ることになり、天気の良いパリの風景を塔から楽しむことができた。

 エッフェル塔は建築された当初は、じきに取り壊す予定だったのが、電波塔としての役割を果たすことで保存され、今に至っている。塔のてっぺんをよく見ると、沢山アンテナが付いているのが見える。要は東京タワーと同じだが、東京タワーが最初から電波塔として建築されたのに対して、エッフェル塔は建築された後に用途が出てきたところが面白い。
Eiffel Tower P1010233_mss.jpg

Lacy Shadow P1010270_s.jpg

 エッフェル塔の夜景。一定時刻になると、フラッシュのような光が塔全体で瞬いて、とても綺麗だった。右下はセーヌ川から望んだノートルダム寺院の夜景。
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 今回、ノートルダム寺院の正面外壁に蛇で目隠しをされた女性がいるのに気づいた。イヴだろうか。
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 他にも沢山写真を撮ったが、あまりに有名なパリの風景ということで目新しさに欠けるように思うので、、、今回はこれくらいで。

 それにしても、食べ物については食の大国フランスのこと、それなりに期待にかなった食事ができるのは当然なのかもしれないが、特にデザートに関して、大雑把(というと失礼かもしれないが)で量が多い英国のデザートより、大陸の繊細なつくりのデザートの方が、やはり日本人の口にあうと再認識した旅行でもあった。
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ニースへ(その2)

 二日目。午前中にはRussian Cathedralを訪れた。ホテルから結構な距離だが、歩いていく。
 ロシア国外で唯一、大聖堂の名がつくロシア正教会の建築物。いかにもロシア風の、たまねぎ型の屋根をもつ建築物と、椰子の木の組み合わせは、ここでしか見られないだろう。何でも19世紀にロシアの皇太子がニースで死んだために、皇太后(?既に記憶があやふや)が是非記念に、と建てさせたものらしい。実際に、聖堂も皇太子の亡くなった場所に立っているそうだ。
 Russian Cathedral
 
 頂上付近に滝が見えるので1日目に気になっていた、街を見下ろす中世の城跡が残る丘に登り、例の涼やかな滝を眺め、街と海の景観をしばらく楽しむ。
 Le Chateauの滝 ビーチ沿いの建物

 ニースの感想として、高級リゾート地と言われるのも頷ける。一般的なヨーロッパの気候を考えると、特にロシア人からすれば(今回、ニースは英国人が開発したリゾートで、18-19世紀にはロシア人も保養地として訪れていたことも初めて知った)、さぞかし過ごしやすい場所だろう。高級ブティックもあり、マダム達のお買い物の用も足せる。

 ただニース自体は少々こじんまりしているので、理想的には長期滞在で車を借りて、モナコやカンヌにも足を伸ばすのが一番楽しい過ごし方かもしれない。
 ちょうど、我々が行く一週間前にモナコでF1があり、我々が到着した週にはカンヌで映画祭が開かれると、帰りの飛行場に向かうタクシーの運転手が教えてくれた。そんなことも知らなかった我々。どうりでホテルと飛行機のチケットが取れなかった訳だ(ぎりぎり2、3日前にチケットを取ったせいもあるが)。確かに、ガトウィック空港のターミナルで、仕事で来たと思われる日本人の3人連れが「スクリーニングが何とか」と話をしていたのを、小耳に挟んだ。もともとそういう業界には縁薄い私は、「薬のスクリーニング?」などと見当違いなことを想像していたが、あれは映画祭に向かう途中の業界関係者だったんだろう。回りくどくなったが、そういったイベントに参加する拠点としても、ニースは絶好の立地。’高い’わけだ。

 空港のラウンジで、ニースとその周辺地域の不動産情報を載せた雑誌を暇つぶしに眺めてみたが、さすがに素敵!と思うような、プールつき、景観良しの邸宅はそれなりに億単位の値段がついている。でもLondonの不動産価格を見慣れてしまうと、「この条件だったら、結構良い価格じゃないの?」などと思ってしまうところが、怖い。

 London市内に家を持ち、どこかこういった郊外に邸宅を持って、たまに自前のクルーザーで海に出る、なんていう夢は、、きっと夢のまた夢(タメ息)。

ニースへ(その1)

 先日、と言っても5月中旬になるが、ニースに行く機会があった。英国について書くなんて言っておきながら、いきなりフランスの話から始まるが…。

 3泊4日だったが、夜遅い到着に、朝の出発便となったので今回実質的には2日半程度の滞在。
 南仏は今回初めてだったが、南仏の不動産がイギリス人に買われているというのは、よく分かる気がした。やはり気候が違う。まず日差しが違う。英国と比べて、だが。5月だったせいもあるだろうが、日差しは明るいけれども肌にじりじりするほど強くなく、乾いた風は肌に心地良いが、決して髪を乱すほどの強風は吹かない。そのせいだろう、海も波というほどの波が立っているのを見なかった。あくまで穏やかで、軽く緑がかった明るい青色の、見るからに気持ちの良さそうな海だった。
ニース ニースのビーチ

 一日目には、まず最初に朝市へ。チーズ、オリーブ、ラベンダー、といかにも南仏を感じさせる品々が並ぶ。新鮮な野菜も沢山、しかも安い(英国に長く居すぎかも)。好物のアスパラガスも旬とあって、太くて立派で、いかにもおいしそう。しかも白アスパラガスも大きな束で一緒に並んでいる。さっと茹でて食べたらどんなにおいしかろう、と思いつつも、ホテル滞在の身、後ろ髪を惹かれる思いをしながら、アスパラガスにさよならした。

 大きなスペースではなかったが、花市も開かれていた。これも、いい鉢植えがとても安い。いかにも暖かい気候を好みそうな花が沢山並んでいるのも、とてもきれいだ。街を歩いていて、アパートのベランダによく花の鉢植えがきれいに飾られているのを思い出す。
Fleure Marche in Nice

 朝市のあとは、ぶらぶらとビーチ際を歩いたり、カフェでオーダーした、ムール貝の白ワイン蒸しの量の多さに嬉しい悲鳴をあげつつ(日本なら3~4人分だろう)、カフェで道行く人を眺めながらゆっくりランチを食べたりして、一日目が終わった。

 食事も全般的においしいとガイドブックに書いてあったが、多分その通りだと思う。ミシュランスターを冠するレストランが海岸沿いのホテルに入っていたが、残念ながら今回は行く機会を逃してしまった。
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