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マナー・ハウスその2 ~ボウウッド・ハウス(Bowood House)~

 ボウウッド・ハウス(Bowood House)は、ウィルトシャー(Wiltshire)・カウンティの中では比較的名の知られたマナーハウスだ。

 ここで、カウンティ(County)とは英国における日本の「県」のようなものである。その多くはウィルトシャーのように名前の語尾に'shire'という綴りが付いている。これも中世に地域行政区分を示すのに使われた言葉で、それがそのまま残っているのである。このように地名の最後にある場合には「シャー」と発音するが、映画でも有名になった「指輪物語」ではホビット達の故郷が'The Shire'(「シャイヤー」)という名前がつけられており、発音こそ違うもののこれは明らかに'shire'という言葉から取られたものだろう。

 のっけから話が外れてしまったが、このボウウッド・ハウス、実は通勤途中にあるので気になってはいたものの、近くにあるものの常で行きそびれていたのを、ある天気の良い週末に意を決して遊びに行ってみた。
 すると実に良いところである。
Bowood House

 建物の中に入って綺麗に保存してある内部を楽しむのもいいが、是非天気の良い日に訪れて庭を楽しむのが、ボウウッド・ハウスでは一番の過ごし方だと思う。建物の前方には綺麗に花が植えられて、もちろんそれはそれで綺麗なのだが、それは庭のほんの一部で、建物周辺の大変広い敷地は緩やかな起伏と湖とで奥行きのある表情を見せている。

建物外観と前庭。
front garden front 352969125_edd6d7c2a5_b.jpg

建物内部の様子。
inside tapestries.jpg library.jpg

 建物内部では、世界で最初に酸素を発見した英国人学者が実験室に使っていたという部屋や、美しい宝飾品やナポレオンの遺物なども見ることができる。このナポレオンの遺物コレクションというもの、ボウウッド・ハウスに限らず英国では他にも目にする機会があるのだが、英国人とフランス人との間の感情的確執(はっきり言って、彼らはお互いに好きではないのだ)を考えると、なぜ英国人がフランスの英雄の遺物や関連物をコレクションして喜んでいるのだろうかという個人的疑問がある。誰か理由を知っている人がいれば教えてほしいものだ。
 また大戦中は疎開先や病院としても使われたそうで、内部にはそのころの資料も展示されている。

garden view lake.jpg

 内部にはティールームもあり、例のクリームティーで一休みすることもできる。広大な庭の一部は子供向けの公園になっている場所もあり、子供連れで一日遊びに来る家族連れも多い。ピクニックに来るにももってこいの場所だろう。

 ちなみに私が遊びに行ったのは昨年の9月半ばである。くれぐれも冬の今頃に写真のような青空が見られると勘違いなさらないよう(笑)。
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