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味噌

 海外で、しかも田舎に暮らすと、日本食材などはまず手に入らないだろうと思っていた。過去形なのは、少々なら手に入ることが分かったからだ。

 大手スーパーによっては、日本米も「寿司セット」なるスノコや海苔等をパッケージにしたものと一緒に棚に並んでいるし、また以前にはとあるスーパーで期限切れのワカメやヒジキが並んでいるのを発見して苦笑したことがある。商品を揃えた努力は認めてあげたいが、お客にも、店にすらも顧みられないかわいそうな存在だったのだろう。それにしても乾物で期限切れとは、いったいどれだけ長い間棚に並んでいたのか…。

 あとは自然食料品店。これはこちらに長く暮らしている人から教えてもらったのだが、確かに海外では「日本食=健康的」というイメージが定着しているだけあって、日本食材を買うような人はそれだけ「有機」や「マクロビオティック」等々のキーワードに敏感な人達なのだろう。

 そういった自然食料品店で見つけたのが、味噌である。しかも有機味噌。味噌汁など長らく口にしていなかったので、試しに購入してみた。右の'Brown Rice Miso'がいわゆる普通の(米)味噌、左の'Barley Miso'は麦味噌。
Miso

 まだ麦味噌しか試してないが、普通においしい、まっとうなお味噌である。海外で販売されている味噌はマユツバな気がしたのだが、いい意味でその期待を裏切られた形だ。お値段は約4ポンド(800円程)。英国での一般物価を考えると、海外の珍しい食材の価格としてはそこそこ妥当な値段だろう。

 この味噌を出しているクリアスプリング社(Clearspring)によると、実はこの味噌は仙台で製造されているという。確かに、ビンにも日本製である旨が記されている。
 調べてみると、この味噌を製造しているのは仙台味噌醤油株式会社(ジョウセン)というところ。道理で、きちんと味噌の味がすると感じたわけである。また、ヨーロッパにおける「有機」の基準は日本のそれよりも厳しいと聞く。日本で製造しながらにしてその基準もクリアしているのだから、相当頑張っているのだろう。

 個人的には、海外にいながらにしてちゃんとした日本のお味噌が手に入るのは嬉しいこと。それに目の前の味噌がはるばる仙台から飛んできたのだと思うと、大事に食べようとも思う。
 ジョウセンさんにはこれからも頑張って欲しい。
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