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ワールドカップ前夜

 明日開幕されるワールドカップと英国にまつわる話。

 WCを目前にして、England(*)の盛り上がりはかなりのもの。この一週間というもの、ウェイン・ルーニーの容態の一進一退に、Englandの全ての人々が一喜一憂していたし、St George(**)の旗をはためかせながら走っている車も、この一週間でぐっと数が増えた。

 英国サッカーと言えば、日本でもフーリガンを連想する人も多いと思うが、BBCニュースによれば、英国でもドイツに旅立った同胞を案じて、親切にも本国からドイツに警官が派遣されたという(笑)。
英国警官とEnglandファン in Frankfurt

 ニュースによると、
 ”各国から訪れた観光客達が、(フランクフルトで)英国警官の制服を目にして、何だ何だと小突きあいながら警官を指差したり、何人かは警官と一緒に写真を撮ったりしている”
 
 フランクフルトで英国警官を見たら、そりゃ驚くでしょう(笑)。

 ”「やっぱり文化の違いがありますし、ドイツの警官が英国人の振る舞いの意図するところを誤解しないように気を使ってます」”とは英国警官の談。

 日本人には「伝統」と「英国紳士」のイメージが強いが、英国人は結構攻撃的になるところもあるので(もちろん、場合によってだが)、こういった配慮は有効かも。

 フーリガンという現実的な問題もあるだろうとは思うが、Englandのファンが警官の付き添いで盛り上がっているところを想像すると、なんだかやんちゃな小学生が先生の引率付きで遠足に出ているようで、笑ってしまうのは私だけだろうか。
* 英国の正式英語名称はUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(略してUK)。EnglandはScotland、Wales、Northern Irelandと並ぶ、一地域の名称で、EnglishとはEnglandに住む人々を指す。ScotlandやWales地方に住む人々をEnglishと呼ぶと嫌がられることが多いので、注意。(日本国民=Japaneseに対する)一般英国民はBritishと呼ばれる。

** Englandの守護聖人がSt. Georgeという竜を退治した聖人で、Englandの白地に赤十字の国旗はこの聖人に由来するため、St. George's crossとも呼ばれる。

 私は英国で暮らし始めるまでは、上記のようなEnglandとBritainの違いさえもあやふやでした…(汗)。
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