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英単語学習で飢餓救済にお気軽貢献

 知人から教わったサイトがなかなか面白く、またよく出来ているので、ご紹介。またしても英国とはまったく関係ないお話だが、あしからず。

 フリー・ライス(Free Rice)というこのサイト、英単語クイズに答えて正解するたびに、世界中で飢餓にあえいでいる人々に国連世界食糧計画(WFP)(日本語サイトはこちら)を通じてお米を10粒ずつ贈ることができるというものだ。
FreeRice.com

 英単語クイズ画面はこういうもの↓。正解するとお皿の米が増えていくので、自分がどれだけ貢献したのかよく分かる。この寄付のお金はどこから出るのかというと、クイズ画面の下に広告を出しているスポンサー企業から。だからクイズ回答者には負担は一切なく、ひたすらクイズに答えていけばいいだけだ。

example 640粒ほど貢献しました

クイズ自体は、お題の単語に対する同意語を4択から選ぶというシンプルなものだが、比較的日本人にはなじみの薄い単語も多いので、どちらかというと中級~上級者向けといったところか。難易度は50段階に分かれているが、サイトによると「レベル48以上に到達する人は稀」だそう。

 このサイトがよく出来ていると思った理由は3つある。

 一つは、サイト訪問者が世界飢餓という深刻な問題に貢献しながらも、そのことを意識せずに英単語クイズを楽しむことができること。
 寄付やボランティアは、必ずしも眉間にしわを寄せてやらなければならないものではないと思う。特にボランティア活動等は、苦しいもの・大変なものというイメージが付きまとうことが多いがそれでは長続きしないし、参加者を増やすのも難しいだろう。こういうサイトをツールとして、楽しく面白いものにするのは、大切なポイントだ。

 二つ目は、回答が正しかった時のみ寄付がなされること。
 ある回数連続して正解だと次のレベルに進めるが、難しくなるにつれ当然回答者が間違える回数も増える。間違えれば間違える程、スポンサーの広告が表示される回数も増える。だからスポンサーにしてみれば、例えば、100回広告を表示させたうち正解だった40回分のみ寄付を払えばいい訳だ。さらに1ページに複数企業の広告が載っているので、負担金としては
  {[米粒10粒に相当する金額]÷[1ページに表示されている企業数]}×[回答者の正解確立(%)]
ということになる。結果的に、回答が出た場合の各社負担金は微々たるものになる筈だ。これならスポンサーも集めやすいだろう(って、余計な詮索?!)。

 三つ目は、「みんなが得をする」ということ。これ、大事。
 最終的に寄付を受ける飢餓被災者はもちろんこのサイトの利益を受けるし、このサイトを訪れる人は、英単語クイズを楽しみながら語彙を増やすことができる。ここまでは分かりやすいし、’このサイトについて(About)’のページにも書いてある。
 あと密かに得をしているのが、広告を出しているスポンサー企業だ。ここに参加することによって、「世界飢餓救済に貢献している企業」という、プラスのイメージを創出できる。相当うがった見方かもしれないが、そうやって見てみると、広告を出しているのは、企業イメージ向上のためのマーケティングまで手を回すことができそうな大企業ばかりである(別にそれが悪いことだと言っている訳ではない)。
 こういう、みんながウィン・ウィンになれるきれいな仕組みを作るというのは、なかなか出来そうで出来ないことのような気がする。

 とまあ、考えたことをつらつらと書いてみたが、皆さんもこのサイトを通じて飢餓救済に貢献してみてはいかがだろう。
 さらに、実際に寄付されたお米がどのように使われているのかについて興味のある方は、こちらのWFPの説明をどうぞ。
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